2022年10月1日(土曜日)
公式練習(P23)9:20~11:05
天候:晴れ コース:ドライ 気温/路面温度:開始21度/28度 終了24度/37度
10月に入ったというのに気温は27度と高め。秋晴れの雲一つない青空の中SUPERGT第7戦オートポリスラウンドが開始された。ここではサクセスウエイトが今までの半分になり、11号車は53kgを積んでの走行になる。
走り出しは安田裕信から。走り出しのバランスは、かなりのオーバーステア。路面もまだラバーも乗っていないので、大きなセットチェンジはせず、リアウイングを調整する。しかし余り利点はなく、セットは元に戻す。そこから一度石川京侍が車に乗り込む。若干の違和感を感じるが、異常はなく、再び安田と交代する。石川がいう違和感は問題なくまた石川と交代する。セット変更しても劇的な変化はなく、このセッションは23番手で走行を終えた。
2022年10月1日(土曜日)
公式予選Q1 15:00~15:10 Q2 15:53~16:03(Q1グループA:P12/P24)
天候:晴れ コース:ドライ 気温/路面温度:Q1開始時25度/42度
今までのオートポリスのレースでは、晩秋に近い季節の中で行われていたが、今日の予選日は朝から夏を思わせる太陽で、日差しがかなり厳しい。路面温度も前回菅生よりも高い。Q1を担当するのは安田。4分間ピットでウエイティングを行いアタックを開始する。計測1周目14番手2周目は7番手。しかしこの周の第1ヘアピンでコースオフしてしまう。3周目にはタイヤのピークが終わっていた為タイムアップはなく12番手で予選は終了し、決勝レースは24番手からのスタートが決まった。
安田裕信選手コメント
いつも応援ありがとうございます。朝のフリー走行は色々チームと考えてきて、大分バージョンアップする予定できたのですが、フリー走行からうまくいかなくて、タイムも出ませんでした。予選は自分のミスもあって、タイムを出すことが出来ませんでした。今年は追い上げのレースが多いので、決勝はポイント圏内まで追い上げたいと思います。応援よろしくお願いします。
石川京侍選手コメント
フリー走行でマシンの挙動がおかしくて、マシントラブルではないかと勘違いして、貴重なフリー走行の時間を削る事になってしまいました。くよくよしてても仕方がないので、決勝は24番手から追い上げたいと思います。
2022年10月2日(日曜日)
決勝(P14)
天候:晴れ コース:ドライ 気温/路面温度:開始時25度/43度 終了時26度/38度
朝からサーキット周辺はSUPERGTを観戦しにくるお客様で大渋滞。航空自衛隊新田原基地所属の航空機F‐15戦闘機3機によるウェルカムフライトが行なわれ、徐々にコロナ前のイベントなども久しぶりに行われた。今日も雲一つない青空の中決勝スタート前のウォームアップは安田からスタート。セットチェンジが功を奏して昨日よりマシンバランスは良いようだ。途中赤鼻中断もあったが、石川にも交代し最後のマシンチェックを行った。
今回も2周のフォーメーションラップの内、最初の1周は大分県警察の白バイ5台、パトロールカー2台が先導し、もう1周のフォーメーションラップを行った後、75周(のレースがスタートを切った。スタートドライバーは安田。スタートに定評がある安田だったが、1コーナー入り口で、後方からレイトブレーキで迫ってきた後方車両を避けるべく外側に避けた為、そこまでに他車を抜くことが叶わず、1周目はそのままの順位でコントロールタワーを通過。2周目には1周目に当たりそうになった車両をかわし23番手に。前車60号車SUPRAと0.3秒以内の攻防を繰り返し、8周目に60号車をかわして22番に浮上する。15周目に2台が接触し、そのうちの1台がコースにストップ。FCYが導入される。前車は同じマシンを駆る360号車GTR。なかなか抜くことが叶わず、安田のペースが抑えられてると判断し、23周目に石川と交代するためにルーティーンのピットを行う。
ピット作業も順調にこなし、石川をコースへ送り出す。石川のペースは悪くなく、淡々と周回を重ねる。40周目にほぼ全車のピットが終わると17番手を走行。47周目に2号車GR86がコースサイドにストップし、2回目のFCYが導入される。翌周には解除されレース再開。この時点で16番手を走行。50周目には25号車GRSUPRAをかわし15番手。1台ピット作業違反でペナルティを受け14番手。前車の9号車FERRARIとは0.3秒差で抜きに掛かろうとするが、ストレートスピードに勝る9号車をパスすることは難しく、60周のレースは14番手で終了した。
藤井一三監督コメント
後方からの追い上げとなり、自分たちの思ってたレースが出来ない状態になってしまい途中で作戦変更して、早めにPIT作業をする事に。安田、石川の両選手共数台をパスしてくれたのですがポイントゲットには至りませんでした。この状況の中でも両選手の頑張りは讃えてやりたいと思います。残すは最終戦茂木、全力で戦います。応援を頂きましてありがとうございました。
安田裕信選手コメント
皆様いつも応援ありがとうございます。昨日自分のミスで予選後方になってしまって、みんなに迷惑をかけたので挽回しようと思ったのですが、スタートで順位を上げることが出来ず、京侍と変わる時に2台くらいしか抜けませんでした。自分のペースは良かったのですが、前の車を抜けず予定より早めに京侍に託すことになりました。京侍も苦しい中ロングスティントを担当してくれました。全ては自分の予選結果が悪く申し訳なく思います。最終戦は予選からきっちり結果出して、チャンピオン取れるように頑張ります。
石川京侍選手コメント
ピット作業とアウトラップも頑張ってポジションは上げることが出来ました。追い上げられてはいたのですが、抜ける場面も正直あったと思いますが、抜けたとしてもポイント圏内に入ることは難しかったと思います。そこはしっかり反省して、チャンピオンの可能性はまだあるので、次戦茂木では頑張ってポールトゥウィンしたいと思います。