2018年10月20日(土曜日)
公式練習 (P8)9:00~10:35
天候:曇 : コース:ドライ 気温:11度/路面温度:15度
公式予選1回目(P15) 14:30~14:45
天候:晴: コース:ドライ 気温:15度/路面温度: 34度
今年にシーズンも残り2戦となり、チャンピオン争いに生き残れるか、重要な1戦となるオートポリス。
朝晩の冷え込みは激しいものの、日中は半袖でも過ごせそうな程暖かい。
そんな中公式練習はスタートした。雲が多いものの時折日差しが差す。走り始めは11度とかなり肌寒い。
まず平中克幸から走行を開始する。走り始めからアンダーステアが酷く、加重に対して敏感で、リアタイヤの落ちが気になるとのコメントが。
安田裕信と交代し確認。リアスプリングを交換しセットを進める。平中と交代し、その後リアダンパー、車高調整を行い再び安田が乗り込む。
サーキットサファリで安田が予選前の最後のチェックを行い、走行は8番手で終了した。
午前中の走行から気温はあがり、路面温度も34度とかなり高い。予選が始まりピットで約7分30秒待機し、一番最後にコースへ入っていく。Q1担当するのは安田。コースイン早々に22号車AMGがスピンしコース上でストップ。赤旗中断してしまう。
残り5分で再開し、再開と同時にコースへ。計測1周目に01‘44.577のタイムで11番手、その後次々とタイムを更新され、15番手で予選を終えた。
チャンピオン争いに残るためには、非常に厳しい予選となった。
平中克幸ドライバーコメント
朝のフリー走行では車のバランス、タイム的にも良かったのですが、予選では気温の上昇や路面コンディションの変化で苦戦する予選となってしまいました。決勝では出来る限りの事をやって追い上げます。
安田裕信ドライバーコメント
午後に気温が上がってしまい本来のタイヤのパフォーマンスを発揮できず、悔しい結果になりました。明日は追い上げます!
2018年10月21日(日曜日)
決勝 (P6)14:00~天候:晴 / コース:ドライ 気温/路面温度 開始:17度/36度>終盤:18度/29度
朝の気温は10度ほど。決勝レースが始まる前は17度まで上がり、路面温度もほぼ昨日の予選と同じ温度。
今回は大分県警の白バイ5台、パトカー2台に先導され午後2時に決勝レースのパレードラップがスタート。さらに1周のフォーメーションラップを経て、決勝レースはスタートした。
スタートドライバーは安田。スタート1周目に2台が絡んでのスピン。1台をパスして12番手で1周を終える。安田のペースは悪くなく、2周目には65号車AMG、4周目には7号車Porcheをかわし、順位を上げていく。
前を行くのは60号車RCF。なかなかパスできずにいたが、16周目に交わし8番手に。
18周目に30号車Puriusが車体を半分コースに残す形でストップ。セーフィティーカーが導入される。
これにより一気に前との差も縮まったが、後方車両との差も無くなってしまう。
23周目にレースが再開され、26周目に安田は平中と交代するためにピットへ。本来はもう少し遅めのピットを考えてはいたが、SCにより前との差が詰まり、ペースよく走れなくなることを考えての措置だった。
平中がコースへ戻り。ピット作業を終えたマシンの中では3番手を走行。
36周目には65号車をパス、38周目には25号車MCも交わす。全車ピット作業を終えた43周目の時点で、トップが96号車RCF、2番手が87号車HURACANに続いての3番手を走行する。このままの順位でチェッカーを受けるとランキングも2位まで上がってくる。
しかし早めのピットにより徐々にタイヤのグリップが落ちてくる。58周目の1コーナーをオーバースピードでインをさしてくる34号車を避けながらコーナーを曲がるが、接触されダートに少しはみ出してしまう。これによりマシンのバランスが狂ってしまい、ペースを余計に上げられなくなってしまう。
60周目に後方から来る55号車BMW、65号車に立て続けにかわされ、61周目に6番手でチェッカーを受けることとなった。
最終戦には辛うじてチャンピオン争いに残る事が出来、優勝を勝ち取りなんとか最後に良い形でシーズンを締めくくりたい。
平中克幸ドライバーコメント
ファーストスティントの安田選手が追い上げてくれて、上位も狙える位置で自分のスティントに入りました。自分のスティントでも追い上げる事が出来、一時は2位も狙えるレース展開となりましたが、ラスト5周でペースダウンしてしまい結果は6位となってしまいました。それでも次戦最終戦ではまだチャンピオンシップに望みはあるので最後まで諦めず攻め続けたいと思います。
安田裕信ドライバーコメント
スタートして思ってた以上にペースが良くてどんどん追い上げる事が出来ました。平中選手もアウトラップから勝負の走りをしてくれて3位をキープしてくれました。後半接触もあり6位に落ちてしまいましたが、チャンピオン争いの可能性を残してる以上、最終戦は思っ切り走ります!応援ありがとうございました。
藤井一三監督コメント
予選はコンディションが合わせられず、難しい物になりました。 決勝レースもスタート間際まで条件に合わせ込むためセット変更したりと何時になく苦しみました。 しかし、決勝レースは二人のドライバー共素晴らしい追い上げを見せてくれました。 残念な接触でマシンのバランスが狂い、何台かに抜かれてしまいましたがよく頑張ってくれました。 残す最終戦、全開で頑張ります。 応援ありがとうございました。