公式練習 (P13)9:00~10:35
天候:曇 : コース:ドライ 気温:11度/路面温度:15度
公式予選1回目(P11) 14:30~14:45
天候:晴: コース:ドライ 気温:15度/路面温度:34度
公式予選2回目 (P2) 15:15~15:25
天候:晴: コース:ドライ 気温:15度/路面温度:32度
今年にシーズンも残り2戦となり、チャンピオン争いに生き残れるか、重要な1戦となるオートポリス。
朝晩の冷え込みは激しいものの、日中は半袖でも過ごせそうな程暖かい。
そんな中公式練習はスタートした。雲が多いものの時折日差しが差す。走り始めは11度とかなり肌寒い。
まず星野一樹から走行を開始する。走り始めからタイヤのグレイニングが酷く、ピックアップも酷い。
前後のスタビを調整し吉田広樹と交代する。その後星野-吉田とセットを進めながら走行し、サーキットサファリへ。
サーキットサファリは吉田が担当し、予選では路面温度が上がることを期待し走行を終えた。
午前中の走行から気温はあがり、路面温度も34度とかなり高い。予選が始まりピットで約5分待機し、コースへ入っていく。Q1担当するのは星野。計測1周目に22号車AMGがスピンしコース上でストップ。赤旗中断してしまう。
残り5分で再開し、再開と同時にコースへ。
計測1周目に01‘44.385のタイムで暫定8番手。その後他車もタイムアップし、11番手でQ2に駒を進めた。
Q2は吉田が担当。コースオープンと共にピットを離れていく。計測が始まるとトップに名前を掲げる。
計測2周目に01‘42.976でコースレコードを塗り替えるタイムで暫定トップ。なかなか42秒台に入れてくるマシンはなく、このまま初のポールポジション獲得かと思われた残り1分30秒で、25号車MCに約0.5秒差でポールを奪われたが、セカンドローのポジションから明日はスタートすることとなった。
星野 一樹ドライバーコメント
想定の気温・路温よりかなり低く、フリー走行はかなり厳しい条件でしたが 予選では路面温度がQ1 Q2と徐々に上がってくれたので、タイヤのパフォーマンスを発揮できました。車のバランスも素晴らしかったです! Q2では吉田が良いアタックを決めてくれ2番手からのスタートになりますが、優勝目指して頑張ります。
吉田 広樹ドライバーコメント
今日の予選は2番手を獲得することが出来ました。 Q1は一樹さんが赤旗中断などの難しい状況の中しっかりQ2に繋げてくれました。僕は一樹さんからのアドバイスやマシンのフィードバックを活かしアタックした結果、大きなミスなくまとめることが出来たと思います! 明日のレースはフロントローからのスタートが出来るので、しっかりタイヤをマネージメントして良いレースをしたいと思います!
2018年10月21日(日曜日)
決勝 (P9)14:00~天候:晴 / コース:ドライ 気温:21度/路面温度:36度
朝の気温は10度ほど。決勝レースが始まる前は17度まで上がり、路面温度もほぼ昨日の予選と同じ温度。
今回は大分県警の白バイ5台、パトカー2台に先導され午後2時に決勝レースのパレードラップがスタート。さらに1周のフォーメーションラップを経て、決勝レースはスタートした。
スタートドライバーは吉田。初めてのフロントローからのスタートとなる。1コーナーには順位変動無くクリアしていく。しかし、予選の時のように速さが発揮できず、1、2周目はなんとかトップとの争いを演じていたが、徐々に後方からのマシンに追い立てられ始める。しかし吉田もマシンの特徴を考え、巧みなブロックを披露する。たが10周目に5号車MCにかわされ3番手に後退。
その後は前後とも1秒以内の攻防で周回を重ねる。
27周目に星野と交代するためにピットへ。4輪交換し無事に星野を送り出す。この時点で後方にいたマシン3台にかわされ、ピット作業を終えたマシンの中では、5番手を走行することに。
全車ピット作業を終えた43周目の時点で、トップが96号車RCF、2番手が87号車HURACAN、3番手が11号車、4番手が65号車、5番手が34号車NSX、6番手が5号車に続いて7番手となる。このままでは終われないと周回を重ねる星野だったが、早めのピットにより徐々にタイヤのグリップが落ちてくる。後方から予選下位に沈んでいた55号車BMWが良いペースで追いかけてくる。51周目に交わされ8番手に。60周目にも7号車Porscheにかわされてしまい、9番手でチェッカーを受けることとなった。
予選のタイヤが良かっただけに、決勝の順位は納得できないが、最終戦ではテストでも良い状態で走れていたので、なんとか表彰台を獲得してシーズンを締めくくりたい。
星野 一樹ドライバーコメント
自信を持って臨んだ決勝でしたが、予選とはうって変わってコンディションがタイヤとマッチせず… 苦しい戦いになってしまいました。 たくさんのファンや関係者の皆様の期待に応えられず、悔しいです。 ですが気持ちを切り替え今回の反省点も活かして、最終戦茂木に備えます。 応援ありがとうございました。
吉田 広樹ドライバーコメント
今日のレースは9位と、自分達が目指していた結果からは程遠いレースとなってしまいました。 スタート直後から厳しい状況が続いたものの、どうにか耐えていた矢先にSCが入り、後続とのギャップが無くな
ってしまいました。 その影響もあり、一樹さんにはより厳しい状況で走って貰うことになったのですが、最後までタイヤを守ってくれたお陰でどうにかポイントを獲得することが出来ました。 期待通りにはなりませんでしたが、今回の経験も活かし、最終戦に繋げたいと思います。 応援していただいた皆さん、ありがとうございました。
藤井一三監督コメント
予選ではドラーバーが頑張ってくれてフロントローと絶好のポジションをゲットできました。 決勝レースは練習走行時に見られたタイヤへのピックアップ等もあり、中々ペースをあげられませんでした。しかし、シーズン後半戦に入って、マシン、ドライバー共良い状態をキープ出来ていると思っています。 残すは1レースとなりました、有終の美を飾れるように頑張ります。 応援ありがとうございました。