2024年11月2日(土曜日)
公式練習(P18) 9:00~10:35
天候:雨 気温:開始時15度/終了時16度 路面温度:開始時18度/終了時18度
第5戦鈴鹿大会が台風で延期になってから、菅生、オートポリスと続いてここ茂木でも朝から雨が降っていた。前回オートポリスでは土曜日予選が出来ず、日曜日の1dayレースとなったが、今回もそんな雰囲気が漂っていた。しかし、雨は豪雨ということもなく、サポートレースのFIA-F4の決勝が無事に行われ、練習走行もオンタイムで開始された。
公式練習の走り出しは富田竜一郎から。ハイドロ現象が酷く、すぐに赤旗となる。走行が再開されるが、富田も最終コーナーでスピンを喫する。車両に問題は無くリアの足回りのセットを変更してコースへ。ここで雨量が多くなり一旦ピットへ。この間赤旗もあり、解除されると石川と交代しコースへ。富田も言ってたようにストレートでマシンが跳ねるようだ。再び1台がコースオフし赤旗中断。300クラスの占有走行も石川が担当するも、雨量がだんだんと酷くなり、走行を終えた。
2024年11月2日(土曜日)
公式予選Q1 14:00~14:20 (Q1:P14) 公式予選Q2(P14) 予選順位:P13
天候:雨 気温:開始時17度/Q2終了時18度 路面温度:開始時19度/Q2終了時19度
予選前も雨は止むことはなかった。しかし中止になるほどでもなく14時のオンタイムで予選は開始された。アタッカーは富田。コースオープンと同時にピットを離れていく。タイヤの暖まりが良く、計測1周目で2番手。2周目でも4番手と悪くない。ただ予選でどれだけクリアラップを取れるのか?も必要な要素で、ピット出口に近い順にコースインしていくが、他車とのスペースの取り合いもあり、富田も自分のペースが掴めない。アタック3周目の最終コーナー手前でスピンしヒヤッとする場面もあったが、コース上に留まり再びアタックを開始する。開始から12分が過ぎたところで、雨量の増加が理由で赤旗が提示され走行は中断となる。予選開始と比べ、雨が少し減り他車がどんどんタイムアタックをする中、富田もアタックし最終でタイムを更新するが15番手。残り2分を切ったところで、9号車AMGがコース脇でストップ。2回目の赤旗中断となり、そのままQ1は終了となった。赤旗原因になった9号車が14番手だったため、ベストラップは削除され、かろうじて14番でQ2に駒を進めた。
Q2アッパー14を担当するのは石川。石川も富田と同様にコースオープンと共にコースへ。計測1周目に1番手、2周目に5番手。計測毎にタイムは上げていくが、雨にかなり強い他車タイヤが驚異的にタイムアップし、石川は13番手で予選を終了した。
富田竜一郎選手コメント
今回もまた天気に恵まれずきちんとしたドライブが全くできない中でのウエットでの予選になりました。Q1最後のラップに赤旗で終了にになってしまって、その時点で15位だったんですけど、 赤旗を出した車両のタイム抹消になって、ギリギリ何とかアッパー14に進むことができました。 続くQ2では、ミッションのトラブルがあって、最後のケイシ君は思いっきりアタックはできなかったんですけど、 13番手で終わることができたので、明日の300キロレース、最後まで頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。
石川京侍選手コメント
富田さんがなんとか繋いでくれて、アッパー14に進むことが出来ました。僕はアッパーで気持ちよく走ってたんですけど、ちょっと最後、ギヤトラブルが出て、 13位という結果になりました。11位くらいまでは行きたかったかなって感じだったんですけど、 明日は晴れですし、晴れで最近は走ったことないですけど、きっといいことになると信じて頑張って追い上げますので、皆様応援よろしくお願いします。
2024年11月3日(日曜日)
決勝(P23) 13:05~
天候:晴れ 気温:スタート時21度/ゴール時20度 路面温度:スタート時32度/ゴール時29度
決勝日は昨日と打って変わって太陽が顔を出し、気持ちの良い秋晴れとなった。決勝前に今回初めてドライタイヤで茂木を走るGAINERTANAXZのセットアップを進める。まず富田がハンドルを握る。前回のオートポリスでも走り出しにあった跳ねが今回もあるようだ。続いて石川と交代。周回を重ねる毎に跳ねも大きくなる。足回りを調整して、このセッションは16番手で終えた。
グリッドに着いてからもセットを変更し、スタートに備える。SUPERGTは地元警察とともに交通安全啓発活動を行なっており、今回も栃木県警察の白バイ5台、パトロールカー5台に先導されこのレース参加のGTマシンが連なって交通安全を訴えるパレードラップを1周行い、さらにフォーメーションラップを経て、いよいよ第8戦の決勝の火ぶたが切って落とされた。スタートドライバーは富田。1周目で2台をかわし11番手に浮上。しかし88号車Lamborghiniがかなりのスピードで追い上げてきて2周目には12番手に。しかし3周目の裏ストレートでいきなりのストップ。エンジンが止まるが再度エンジン始動すると掛かり再スタート。残念ながら24番手まで後退してしまう。
4周目のストレートエンドで再び同じ症状になりストップ。メカニックからの指示で色々試し、フルコースイエローになるもピットに戻ることが出来た。急遽ボンネットを開け、メカニックが故障と思われるところを探っていく。どうもエンジンセンサーエラーのようで、部品を交換し再びコースへ。
他車の邪魔にならないようにチェックしながら1周しレースに復帰。この時点でトップと8周遅れとなってしまう。とにかく周回を重ねてデーター収集を行う。タイヤのグリップ感がなくなったところで石川と交代。しかし、300クラストップ車両、500クラスのトップ争いと随所でバトルが展開され、石川の判断でドライブスルーを行い、他車の邪魔にならないところで復帰。ファーストスティントで出た電気系トラブルのチェックを兼ねて周回を重ね、完走になる41周をクリアした。
藤井一三監督コメント
土曜日の荒天とは打って変わって絶好のレース日和となったのですが我がフェアレディZには電気系のトラブルが発生。スターターダッシュも決めて、これからと言う状態だったので残念です。残すは台風の影響で順延になっていた鈴鹿レースです産みの苦しみを味わっている状態ですが、有終の美を飾られるように頑張ります。応援を頂きましてありがとうございました。
富田竜一郎選手コメント
決勝は電気系トラブルでストップしてしまいました。順位は完走の最下位で23位でした。止まる前まではそんなに悪いレースではなかったのです。スタートでもポジションを上げることが出来ましたので残念でした。こういうこともレースをやっている以上あり得ることですし、次に向けて今回のデーターを活かして、次戦鈴鹿は頑張っていきたいと思います。
石川京侍選手コメント
後半担当しましたが、ファーストスティント時の電気トラブルがあり、僕の時はデーター取りの感じでした。次の鈴鹿に向けて良いデーターが取れたと思うので、次戦最後の鈴鹿では頑張りたいと思います。皆さんの応援よろしくお願いいたします。