2019年6月29日(土曜日)
公式練習 (P12)10:00~10:00
天候:晴 : コース:ドライ 気温/路面温度:開始30度/35度、終了32度/43度
公式予選(Q1 15:00~15:15 P5/Q2 15:45~15:55 P4)
天候:晴 : コース:ドライ 気温/路面温度: Q1開始時度33度/48度 Q2終了時34度/45度
SGT唯一の海外戦が行われるタイのチャーンインターナショナルサーキット。先発隊スタッフは水曜日からタイに移動。
今年は風が強く、気温も30度を少し超えた程度で湿度も58%と例年の様な蒸し暑さは無い。 ピットを抜ける風も涼しく日本国内より過ごしやすいのではないかと感じる。 そんな中公式練習は開始された。
走り出しは平中克幸から。暫く雨もなく風が強い事で砂埃もあり路面状況は良くなくセット アップにも時間が掛かる。15分後に安田裕信と交代し、マシンバランスの確認を行う。
アンダーからオーバーとコーナーによってか なりバランスが変わる。車高など調整し再び平中に交代。最後安田に代わりこのセッションは12番手で走行を終えた。
予選1回目は安田が担当。最初に コースインしたマシンが1回目の計測 を行った頃にコースインしていく。
1周目の計測では12番手、2周目が 8番手、3周目は01‘33.361で3番手 に。最終Q1は5番手で平中にバトンを 繋げた。予選2回目は平中が担当し、約1分 後に10号車と並んでコースインしてい く。
44kgのウエイトハンディは結構重くの しかかるが、GT-Rが得意とするこのチャーンインターナショナルサーキットではそんなことも言っていられない。
周回毎にタイムアップし、計測3周目 の01‘32.476で4番手に食い込む。 その後タイムは更新するマシンはなく、 明日の決勝は昨年より1つ上位の4 番手からのスタートが決まった。
平中克幸ドライバーコメント
走り出しは路面が良くなかったのですが、そこからセットアップを進めながらタイヤの選択もし、かなりいい感 触になったので、予選でもそのままの調子で走ることができ4番手のポジションを獲得する事が出来ました。
去年は予選5位から優勝してるので、今年もそういった良いレースが出来るようにチーム一丸となって頑張り たいと思います。
安田裕信ドライバーコメント
昨年優勝したタイ戦なんですが、予選は重いウエイトの中、4番手の凄くいいスタートを切れると思います。
去年5番手から優勝しているので、4位から落ち着いてレースをしてチャンピオンシップを優位に運ぶために も表彰台でレース終われるように頑張りたいと思います。
2019年6月30日(日曜日)
決勝 (P8)15:05~
天候:晴/コース:ドライ 気温/路面温度:開始29度/38度、終盤28度/40度
決勝前にはサーキットサファリも行われ、8台のバスがコースを走行。
年に1度の海外戦タイでお客様も十分楽しんでいたようだ。 ウオームアップ走行も20分間行われ、安田のみ走行を行い最後のマシン確認を行った。
このセッションは7番手で終了した。
現地時間15時、日本時間17時にフォーメーションラップがスタートし決勝レースがスタートした。
1周目は何事もなく4番手のままでコントロールタワー を通過。
今回決勝ペースの良い10号車GT-Rが後 方から迫り、4周目に先行を許す。 5番手のまま走行を続け、16周目に25号車MCをか わし4番手に。この時点でトップを快走する56号車 GT-Rとの差は10秒以内。まだまだトップを狙えるポ ジションだ。
23周目フロントタイヤに違和感を覚えた安田はピットインを希望。既にピット作業の準備をしたところだったので平中と交代するためにピットへ。
タイヤ交換、給油とそつなくこなし38秒で平中を送り出す。路面温度が決勝レース時に予想以上に上がり、30周を過ぎた辺りで平中も若干のタイヤの違和感を訴える。
ペースを気にしながら走行を続けた36周目に500クラ ス3台が絡む接触によりSC(セーフティーカー)が導入される。後方との差も縮まってしまう。
40周目にリスタートがされ、解除後すぐに7号車Aston Martinnをかわし実質の3番手に。タイヤの厳しくなった平中を 執拗に追いかけてくるのは65号車AMG。1秒以内の 攻防を44周目頃から繰り返し、最終ラップまで何と か持ちこたえたが、500クラス2台の争いに巻き込まれ失速時に65号車並ばれ、行き場を無くしパッシングされ、その時にリアの踏ん張りがきかず単独スピン。
エ ンジンもストップしてしまいなかなかリスタート出来なかったが、なんとか8番手でチェッカーを受けることが出来た。
平中克幸ドライバーコメント
スタートから順位を上げ、苦しいながらも最終ラップまで3位を走行していましたが、自分のミスもあり8位フィニッシュとなってしまいました。
スポンサーの皆さま、ファンの皆さん、チームに申し訳ないという気持ちです。
次戦、そして後半戦へ向けて気持ちを切り替えて臨みたいと思います。
応援ありがとうございました。
安田裕信ドライバーコメント
スタートから良いレースが出来ていて20周目くらいにタイヤにトラブルが出ました。
平中さんがハイペースで頑張って走ってくれましたが、最終ラップに500バトルのタイミングが悪く順位が落ちてしまいました。
悔しいですが、富士2連勝を目指します!
10号車おめでとうございます。
藤井一三監督コメント
昨年優勝をしているタイ大会。マシン、タイヤ、ドライバーの相性も良い様で、44kのハンディウエイトを搭載しているにも関わらず 練習、予選、決勝と進んではいました。
しかし、ハンディウェイトと高い路面温度の為か、ボディブ ローの様にタイヤに負担をかけていた様で、ドライバーは奮闘してくれましたが、最後の最後に3位走行中にスピンし8位チェカーという結果でした。
また少しハンディウエイトが増えますが、マシンの状態は良い様で、次の富士大 会も狙って行きます。
どうぞ応援宜しくお願いします。