5月3日(火曜日)
公式練習9:00~10:35
天候:曇/コース状況:ドライPos.9
サーキットサファリ10:55~11:10
天候:曇/コース状況:ドライ-
ノックアウト予選 1回目14:30~14:45
天候:曇/コース状況:ドライPos.16
ノックアウト予選 2回目15:15~15:27
天候:曇/コース状況:ドライ-
毎年第2戦の富士はゴールデンウィークまっただ中に行われ、観客動員数も予選部に30000人を超える。
心配された天気もこの日は崩れることもなく、朝のフリー走行はドライで走行が始まった。
平中克幸からスタートする。
オーバーステアがどんどん酷くなってるようで、車高、足回りを数回に分けてセットアップしていく。
その後Bjorn Wirdheimにドライバーチェンジ。
コーナーによって、アンダーステアのところ、オーバーステアのところがあるようで、セットアップに苦しんだが、このセッションは9番手で走行を終えた。
晴天とはいかなかったが、気温は朝から徐々に上昇し、予選が始まる頃には気温20°路面温度33°の中、オンタイムで予選は開始された。
Q1は、Bjorn が担当する。
Bjornは周回毎にタイムを上げていき、4周目に1‘37.441で暫定6番手。
しかし、まだ予選時間は6分ほど残し、クールダウンの行い再びアタック。
しかし、クリアラップが取れず、このタイムを上回る事が出来ずに、チェッカーが降られたときは16番手に。明日はこのポジションから追い上げを誓う。
昨年は2台(10・11号車)揃っての表彰台だったので、今年も4人で表彰台に上るように、500km先のゴールを目指す。
平中 克幸 コメント
予選はQ1で敗退してしまって、16番手のポジションが決まりました。
厳しい状況ですが、レースは500kmと長いので、しっかりとレースを組み立て、上位に食い込んでいけるような、レースをしたいと思います。
ビヨン・ビルドハイム コメント
今日のQ1は16番手でした。
朝から車の動きがクイックで、ラップタイムを上げることが出来ませんでした。
タイヤと路面のコンディションが合わず、苦戦しました。
明日はなんとかがんばるよ。
5月4日(水曜日)
フリー走行8:30~9:00
天候:曇/路面状況:ドライPos.6
決勝14:00~
天候:晴/路面状況:ドライRetired
昨日未明から降り出した雨は、台風のような風を伴って、大荒れだった模様。
しかし、走行の始まる1時間前には完全に雨は止み、路面は強風の為にほぼドライ。
走り出しは平中から。
昨日のオーバーステアもほぼ解消され、淡々と走る中プリウスコーナーの先で他車に幅寄せされ、ひやっとさせられたが大事には至らずその後Bjornと交代。このセッションは6番手で走行を終えることが出来た。
まさに五月晴れと感じる快晴の中、500kmレースは、オンタイムでフォーメーションラップが開始された。
スタートを担当するのはBjorn。
1周目には15番手に浮上。そこから周回毎にポジションを上げていく。
15周目には10番手を走行。タイヤのフィーリングも、ブレーキも調子は良いようだ。
16周目には、№5MCをパスし、20周目には№21AUDI、28周目には№51FERRARIも交わし、6番手に。
32周目に1回目のピット作業を行い、平中にハンドルを託す。
全車1回目のピット作業が終わった45周目には5番までポジションを上げている。
前を走る№88ランボルギーニとの差は1秒以内。ストレートのスピードは10km近くの差があり、最終コーナー手前で抜いてきても、ストレート途中で抜かれてしまい、なかなか思うように前に出られない。
しかし、なんとか攻略し50周目には表彰台も後一歩の4番手に。
3番手を走るのは僚友0号車。
コンマ2秒づつ位を周回毎に詰めていく。
しかし、63周目のダンロップコーナーを立ち上がった時に、急にギアがニュートラルに。
そこから失速。なんとかピットまで戻り、Bjornにハンドルを託すが、改善されることはなく次周にピットにもどり、ミッショントラブルで悔しいリタイヤとなった。
平中 克幸コメント
ギアのトラブルで、リタイヤとなりました。一時3位を走っていただけに非常に残念です。車の状態も良く、ラップタイムもトップと変わらない程でした。
車の方向性、タイヤの方向性もみえてきたので、次のレースまでに、タイヤテストを十分行って、マシンのセットもしっかりと見つけて行きたいと思います。
ビヨン・ビルドハイム コメント
リタイヤは残念だった。予選の時のコンディションは良くなかったが、決勝のタイヤ、マシンバランスは本当に良かった。KATSUも良い仕事をしてくれた。予選16番手から最初のスティントで5番手まで追い上げ、KATSUは3番手まで追い上げてくれた。チームのピット作業も完璧で、ダンロップタイヤのパフォーマンスも素晴らしかった。チャンピオンシップを戦う上でノーポイントは辛いが、この先毎戦ポイントを獲得できるよう、まず次のレースで良いレースをするために戻ってきます。
藤井一三監督コメント
16番手からポジションをあげて、順調に走っていたのですが、不幸にもギアが割れるトラブルに見舞われてしまいリタイヤとなってしまいました。すぐに菅生のテストがありますので、気を取り直して表彰台の一番高いところに上がれるように頑張ります。