2022年11月5日(土曜日)
公式練習(P14)9:35~11:10
天候:晴れ コース:ドライ 気温/路面温度:開始14度/19度 終了16度/25度
今シーズンの最終戦となるモビリティリゾートもてぎは朝から薄い雲が掛かり、寒く感じる中で公式練習はスタートした。シリーズランキング1位の56号車GT-Rとの差は17点。かなり厳しい争いではあるが、まだまだチャンピオンのチャンスは残っている。
走り出しは安田裕信から。走り出しの調子は悪くなく、セットチェンジの必要性は今のところない様だ。すぐに石川京侍と交代するが、石川はリアがナーバスだと訴える。その後再び安田と交代し、セットアップを進めて行く。車高、足回り調整するが、路面が出来てきても、なかなか思ったようなタイムが出ない。他車メーカーのタイヤカスなどで、グリップ感が出ないのか。再び石川がハンドルを握るが、NEWタイヤを履いて出ても、そんな梶がしないとのこと。結局このセッションは14番手で終了した。
2022年11月5日(土曜日)
公式予選Q1 14:20~14:30 Q2 15:13~15:23(Q1グループA:P10)
天候:晴れ コース:ドライ 気温/路面温度:Q1開始時17度/27度 Q2開始時17度/25度
午前中よりも若干気温が上がってるが、それでも少し肌寒く感じる。ランキング順に振り分けられる予選1回目は、Aグループ。Q1を担当するのは、安田。安田は過去に何度もトップ通過を経験していて、モビリティリゾートもてぎでの予選の相性は良い。開始直後にスタートした集団がストレートを通過した後にピットを離れる。計測1周目は2番手、2周目で3番手。しかしその後他車がどんどんタイムを上げ、最終的には10番手で予選を終えた。
安田裕信選手コメント
いつも応援ありがとうございます。なかなか予選は苦戦しててQ1敗退しちゃいましたまあでもまだチャンピオン争いは残ってるんでなんとか戦略とか含めて上位でフィニッシュできるようにチャンピオン目指して頑張りたいと思います
石川京侍選手コメント
公式練習からスピードがなくて、本当は僕Q1行く予定だったんですけどちょっとあの厳しいっていうことで安田さんに行ってもらったんですけどやっぱそれでもちょっと厳しくて、明日は後方からの追い上げになるんですけど追い上げは得意なので、モビリティリゾート茂木で優勝してチャンピオン決めたいと思います。応援よろしくお願いします。
2022年11月6日(日曜日)
決勝(P14)
天候:晴れ コース:ドライ 気温/路面温度:開始時14度/19度 終了時16度/25度
決勝日は熱く感じるほどの陽気になる。通常より最終戦は決勝レースのスタートが1時間ほど早くなる。その前に20分間のウォームアップ走行が行われる。まず安田から車に乗り込み、フルシミュレーションのピット作業練習を行い石川へ。決勝に向けた最後のセットアップが終了し、このセッションは、14番手で終了した。
今回も2周のフォーメーションラップの内、最初の1周は栃木県警察のパトロールカーと白バイを先導に交通安全啓蒙活動のパレードを行い、さらに1周のフォーメーションラップの後、決勝がスタートした。スタートドライバーは安田。
クリーンなスタートで、1周目に17番手まで上げてコントロールタワーを通する。4周目には61号車BRZをかわすが、9周目に500の集団に紛れて360号車GT-Rにかわされてしまう。この周に3コーナーで多重クラッシュが発生し、FCYからSCになる。FCの並び替えの後SCラン中の14周目のストレートで、31号車が5号車に追突し、大きくクラッシュ。ストレートに破損部品が散乱し、ストレートが通れず、ピットロードを周回。17周目に給油だけ行おうとしたが、360号車が止まっていたためそのまま安田はスルーしてしまう。翌周はストレートを隊列が通り、安田は給油のためにピットに入る。給油を終えてコースに戻ろうとしたときのピットロードエンドの信号機が赤だった事を通過したときに気がついてしまう。
21周目にリスタートになり、安田のペナルティはピットストップ10秒が科せられた。28周目にペナルティを消化し、29周目に石川と交代するためにピットへ。タイヤ交換、給油も行いスムーズに石川を送り出す。33周目の石川は、コース上で誰よりも速く、前車20号車SUPURAを追いかける。39周目に全車ピルーティーンのット作業を終えると、19番手を走行。42周目に56号車のタイヤが取れるハプニングが発生。65号車AMGもイレギュラーなピットを行うなど、荒れたレース展開に。57周目に18秒ほどあった差を詰め、20号車を抜き去り、17番手に浮上。59周目に9号車FERRARI、50号車MC86、ラストラップで61号車BRZが後退し、14番手でチェッカーを受けた。
藤井一三監督コメント
2022年のシーズンも無事に終了しました。ありがとうございました。今シーズンは例年の様なスピードが無く苦戦しました。安田、石川の両選手、チームスタッフ皆で頑張ってくれていたので感謝です。来シーズン、また速い11号車をお見せします。1年間応援を頂きましてありがとうございました。
安田裕信選手コメント
皆さん1年間応援ありがとうございました。予選は本当に苦しかったんですけど、決勝はスタートして5、6台抜いていけて調子良かったんです。その後僕のピットの出口のペナルティが、10秒ストップということで本当にチーム、チームメイトの京侍にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。本当すいませんでした。レースとしては、気持ちよく追い上げるレースも出来ましたし、京侍も後半良いスピードで追い上げてくれたんで、来年に向けてもう1回チャンピオン狙えるように、しっかりしていきたいと思います。
石川京侍選手コメント
応援してくださった皆様1年間本当にありがとうございました。最後のレース14位ということで、ペナルティもあったんですけど、その中でもしっかり追い上げれましたし、安田さんも序盤はすごい追い上げしてくれて、来年につながるレースが出来たと思ってます。