2020年10月24日(土曜日)
公式練習 (P15)9:20~10:55
天候:晴:コース:ドライ 気温/路面温度:18度/24度
朝晩も冷え込む様になり、2020年はコロナの影響もあったが、なんとか第6戦まで迎えることができ、今シーズン2戦目の有観 客大会として開催された。
11号車にとっては前回優勝した事もあり、100kgのハンディウエイトを積みながらでも善戦出来るはず。
走り出しは平中克幸から。まずは3回目の 100kg積んでのレースで、マシンバランスを見る。
リアのトラクションもなく、リアウイングを調整。ちがうタイプのタイヤと交換し、その後安田裕信と交代し、セットアップを進めていく。 車高、リアの足回りも調整し、より良いセットを模索していく。
このセッションは15番手で 終了した。
2020年10月24日(土曜日)
公式予選 (Q1グループB:P7/Q2:P5) 14:18~14:28/14:53~15:03
天候:晴:コース:ドライ 気温/路面温度: Q1開始時20度/28度 Q2終了時20度/27度
今回も公式予選(Q1)は、2組に分かれ各組上位8台がQ2に、進出することが出来る。
11号車はBグループになる。 Q1を担当するのは久しぶりの平中。1分待機してからコースへ。
アウトラップにスピンしたマシンが1台。すぐに赤旗中断となる。 残り8分で再スタート。
この時点でも少しピットで待ってからアタックに入る。計測1周目に3番手に。2周目には7番手。
4輪脱輪の疑いがあるということで、ギリギリでコントロールラインを通過して最後のアタックに入る。 01‘57.781のタイムで同じく7番手。この後タイムを更新するマシンはなく、Q2に駒を進めた。 久しぶりのQ2を担当する安田。2分ほど待機してからアタックに入る。1コーナーに入ったときには、既に1周目をクリアしたマシン と重なる。
計測1周目7番手。2周目には4番手に。3周目に01‘56.819のタイムで4番手をキープ。1台がその後タイムアップし5番手に。 明日は5番手のグリッドからスタートが決まった。
平中克幸選手コメント
今回Q1を担当しまして、なんとか通過することができて、その後安田選手がすごく良いアタックで5番手獲得出来ました。
明日は100キロ積んでますけど、いい位置からレースできるので、前回優勝してますし、前回みたいなレースとはいかないかもしれないですけど、やはり目指すところは優勝なので、何とか今回大量ポイントを取ってチャンピオンシップに繋げたいと思います。
応援よろしくお願いします。
安田裕信選手コメント
Q1を平中選手が無事に通過してくれて、赤旗の中で落ち着いてちゃんと通過してくれました。
Q2は思い切ってアタックするこ とができました。
正直5位になれると思ってなかったんで、この5位でチャンスを活かせるように、2台抜いたら表彰台なんで、諦めずに精一杯頑張りたいと思います。
2020年10月25日(日曜日)
決勝(P15) 13:00~
天候:晴:コース:ドライ 気温/路面温度:開始時20度/32度 終盤20度/27度
風が若干冷たく感じるものの、絶好のレース日和となった決勝日。
ウォームアップでは、安田から平中へのフルシミュレーションのピット作業も行い、万全の状態で決勝レースはスタートした。 スタートを担当するのは今回も安田。
1周のフォーメーションラップのあと、綺麗にスタートが切られた。1周目は何事もなく5番手でコントロールラインを通過。前車18号車NSX、後車21号車AUDIと1秒以内のバトルを展開。
4周目のヘアピン立ち上がりで前車18号車がスローダウンし4番手に。9周目にペースの落ちてきた96号車RCFをシケインでかわし表彰台圏内の3番手に。
この時2番手を走行する6号車とは既に5秒以上の差があり、後車の21号車とのバトルが21号車のピットインする19周目まで延々と続いた。
タイヤの状態と、ピットの混み具合を考え20周目以降にピット作業を考えていた。
20周目にピットアウトしてすぐの52号車が500クラスと接触し、S字外側にリア部分からスポンジバリアにヒット。
これによりSC(セーフィティーカー)が導入され、西コースを走行中の安田はピットインのタイミングを逃してしまう。このSCにより、SCより前にピット作業を行ったマシンが断然有利となり(ストレート上で並び替えがなされ、後方車両との差がなくなる為)、表彰台はおろかポイン獲得も危ぶまれる状況に。
6周に渡りSCが導 入され26周目にレース再開する。26周目に平中と交代するためにピットへ。
全車のピット作業が終わった時点で16番 手まで後退。ペースを悪くないものの、 失ったポジションまで戻すことは到底無理で、43周目に1つポジションをあげて15番手でチェッカーを受けた。
ランキング上位もSCに翻弄されたりと加算点数も多くなく、ランキングは2番手のままだったが、トップ65号車が1ポイント加算し、差は10ポイントに広がってしまった。
藤井一三監督コメント
100kgのハンディウエイトを搭載しているにも関わらず、安田選手の奮闘でレース序盤には2位まで追い上げていたのですが ドライバー交代をしようかというタイミングでセーフティカーが導入されてしまいました。
これでPITに入れることが出来ず、大きくポジションを落としてしまいました。
交代した平中選手も全力で追い上げ数台をパスしてくれましがポイントゲットには至りませんでした。
残り2戦、勝ちに行きます。
応援頂きまして有難うございます。
平中克幸選手コメント
応援ありがとうございました。
本当に残念なレースになってしまって悔しい思いはすごく強いんですけど、ただ僕らが全然トップ争いに加われない状態で終わってしまったわけではないので、速さとしてはありました。
セーフティーカーのあのタイミングでピッ トに入っていれば、っていうレースだったと思うので、次のもてぎ第7戦はウエイトが減りますし、そこではしっかりと結果を出して、 チャンピオンシップ争いを諦めないで頑張っていきたいと思います。
ありがとうございます。
安田裕信選手コメント
5位からスタートして、3位に上がれて順調やったんですけど、本当セーフティーカーのアンラッキーでビリの方まで落ちてしまってレース戦える権利を失ってしまった。
車としては非常にポテンシャルがあって、あのままいけば2位か優勝、表彰台は確実に乗れたんで、もうちょっと今本当かなり悔しいとしか言えないんですけど、また挽回したいと思います。