【レポート】Rd.8 ツインリンクもてぎ 10号車 GT-R NISMO|SUPER GT2019

【レポート】Rd.8 ツインリンクもてぎ 10号車 GT-R NISMO|SUPER GT2019

2019年11月2日(土曜日)

公式練習 (P17)8:50〜10:25

天候:晴 : コース:ドライ 気温/路面温度:開始14度/20度、終了18度/27度

公式予選(Q1 14:00〜14::15 P21)

天候:晴 : コース:ドライ 気温/路面温度: Q1開始時19度/25度

 

早いものでSUPERGTも最終戦を迎えました。
チャンピオンの権利は潰えてしまっておりますが、有終の美を飾るべくツインリンクもてぎに入ってきた。
秋晴れの中まず石川京侍からコースへ。走り出しから路面のコンディションとタイヤが合わず、セットアップに時間を費やす。
足回り、車高を調整するが、アンダーステアにもオーバーステアにもなる。結局300クラスの専有時間もアタックすることが出来ず、17番手で走行を終えた。

予選1回目は石川が担当する。
少しピットで待機してから コースインしていく。 徐々にタイムアップはしていくものの思ったような走りが出来ない。
計測4周目にベストタイム の1分47秒777で暫定15 番手。
この周に最終コーナー立ち上がってスピンする車両が発生。黄旗が振られる。
程なくして黄旗も解除されるが、タイム更新することなく21番手で今年初となるQ1 落ちとなってしまう。
ここはオーバーテイクしにくいサーキットだけに、Q1落ちは表彰台を狙っていた10 号車としては厳しい予選となった。

 

星野一樹ドライバーコメント
フリー走行から余り調子は良くなくて、京侍がなんとかQ1突破すべく頑張ってくれましたが、タイヤとコンディションが合わずに21番手が決定しました。やるべき事、やれることを決勝までに考えて、明日はベストを尽くして1台でも多く抜いてポイント取れるように頑張ります。応援よろしくお願いいたします。

石川京侍ドライバーコメント
今日は走り出しから流れが悪かったです。
予選でセッティングを変更して臨みましたが、結果21番手となり今年初めてのQ1落ちとなってしまいました。
明日は流れを変えて追い上げたいと思いますので応援よろしくお願いいたします。

 

 

2019年11月3日(日曜日)
決勝 (P16)13:35〜

天候:曇 / コース:ドライ 気温/路面温度:開始20度/26度、終盤19度/23度

昨日より雲が多く、薄曇りの中決勝前のウォームアップ走行が開始された。
星野からマシンに乗り込みマシンバランスの最終 チェックを行う。約半分の時間で石川と交代。
ピット作業のフルシュミレーションを行い石川を送り出す。
マシンの状態は昨日よりは良く、このセッションは18番手で走行を終えた。

決勝のスタートが通常よりも早い13時30分からパ レードラップ、フォーメーションラップと続き、その後最終戦のスタートが切られた。
スタートドライバーは星野が担当する。 星野は1周目から2台をオーバーテイクしてコントロールタワーを通過する。 そこからは前後との差は18周目にドライバー交代をするまで延々と続く。
徐々にタイヤが厳しくなりペースを保てなくなって来た18周目にルーティーンのピット作業を行い、石川をコースに送り出す。 石川のペースは悪くなく、25周目にNo.25をパス、33 周目にNo.87がピットに入ることに
より実質の14番手 までポジションを上げていく。
この調子で周回を重ねるとポイント獲得するのも可能だと思われた。
しかし14番手に上がった辺りから1分51秒のラップを 刻めなくなり、ペースが落ち始める。
38周目にNo.5号車、40周目にはNo.9にかわされ16 番手に後退。そこからはそのポジションを保つのが精一杯で、最終戦は16番手でチェッカーを受けた。
開幕戦に大きなクラッシュに見舞われ、なかなか波に乗れなかったが第4戦タイでの優勝は大きな自信に繋がりました。
まだまだ改善するところは多いですが、来季も力を合わせて毎戦ポイント獲得を目指して戦って参りま す。
引き続き応援よろしくおねがい致します。

 

星野一樹ドライバーコメント
先ずは今年も1年間、皆さんのたくさんの応援、本当にありがとうございました! なんとか最終戦、もう一度表彰台へ、と臨みましたが、かなり厳しい戦いになってしまいました。
全体を通して考えると、取りこぼし も多かったシーズンではありますが、それでもタイでの優勝は本当に嬉しかったです!! また全てを見直して、来年また強くなって戻って来たいと思います!
ありがとうございました。応援ありがとうございました

 

石川京侍ドライバーコメント
第2スティントを担当しましたが、ベストラップこそ良かったものの、そこからペースを上げられず、16位フィニッシュとなりました。ペース が良ければポイント獲得も狙えただけに悔しいです。
最終戦は凄く悔しい結果となってしまいました。今シーズンタイラウンドでは自 分自身初表彰台、初優勝を経験出来たこと凄く良かったですが、他のレースでの取りこぼしが大きく反省点も多いシーズンになり ました。
チーム、一樹さんには凄く沢山の事を教えて頂き自分に取って凄く多くの事を学んだシーズンになりました。
1年間応援し て下さった皆様本当にありがとうございました!

藤井一三監督コメント
有終の美を飾ろうと最終戦茂木に乗り込んだのですが、上手くタイヤに合わせ込むことが出来ず苦戦してしまいました。 両ドライバー共、難しい状況の中ミスなく最後まで走ってくれましたが、当初の思惑のようには 行きませんでした。タイ戦で優勝を飾ることもでき、速さがあるのは示せたと思います。
2020シーズンはこの速さを結果に結び付けられるように頑張ります。
一年間応援ありがとうございました。