【レポート】Rd.6 AUTOPOLIS 11号車 GT-R NISMO|SUPER GT2019

【レポート】Rd.6 AUTOPOLIS 11号車 GT-R NISMO|SUPER GT2019

2019年9月7日(土曜日)

公式練習 (P17)8:50〜10:25
天候:晴 : コース:ドライ 気温/路面温度:開始24度/26度、終了27度/34度

公式予選(Q1 14:30〜14::45 P20)
天候:曇 : コース:ドライ 気温/路面温度: Q1開始時26度/35度

 

今年のシリーズも残り3戦となり、この1戦はシーズンを考えた上で非常に重要な1戦となる。
まず公式予選に先がけて、午前中には公式練習が行われました。
マシンバランスはリアのグリップ感が無く路面状況が例年以上に良くない。

阿蘇山の噴火に ともない火山灰がコースに舞い落ち、路面が滑りやすくなっているのが原因のようだ。
タイヤのグリップ力を低下させている為、ブレーキも止まりにくくタイムが伸びない。
平中克幸も安田裕信もかなりセットアップに苦労していた。

予選1回目平中が担当 する。
開始すぐにコースインして いったマシンがストレート を通過した後に平中はコースインする。
計測2周目に01‘46.424 のタイムで暫定9番手。
しかし次々とライバル達 はタイムを更新していく。
残り1周に期待を掛ける が、セクター1でタイムを 更新するが、セクター2で タイム更新ならず。
これ以上のタイムアップは 望めず、そのままピットに 戻ってきた。
最終的に20 番手となりQ1敗退となっ た。

 

星野一樹ドライバーコメント

公式練習 から車のパフォーマンス的にはかなり苦戦するような感じでスタートしました。
ただ公式練習の朝のフリー走行では、1発タイムはまだ出せそうな雰囲気だったのでなんとかQ2に進めるだろうという感触があったのですが、いざQ1を担当 して出て 行った時は、午前中より も さらにグリップ感がなく、かなり思うように走れない状態でした。
20番手という結果になってしまい、 チームにも申し訳ないなという気持ちもありますが、気持ちを切り替えて決勝では天候も荒れる可能 性のある天気予報 な のでしっかりとミスなくチェッカーまで車を運びたいと思います。

石川京侍ドライバーコメント

いつも応援ありがとう ございます。
今日の予選はちょっとQ2に残れなかったんですけど 、明日は諦めず にポイント獲得できるように頑張ります。雨降れば強いと思うので、雨を味方に頑張ります。

 

 

2019年9月8日(日曜日)
決勝 (P15)14:35〜
天候:曇・雨/コース:ドライ・ウエット 気温/路面温度:開始27度/33度、終盤25度/28度

決勝日の天気予報は、14時以降に雷を伴った雨が降るとのこと。
しかしグリッド上はその気配はなく、ドライ路面でのスタート となった。スタートドライバーは安田。
スタート前のウォームアップ走行ではオーバーステアが酷く、セット変更も行っていた。
大分県警察本部 交通部 交通機動隊の白バイ5台、そしてパトロールカー2台のパレードラップ1周の後フォーメーションラップ が開始。第6戦のスタートが切られた。
1周目に1つポジションを上げてコントロールタワーを通過。前にはNo720Mclaren、後ろからはNo31PRIUSが迫ってくる。

 

1周目に500車両がスポンジバリアに激突し 早々にSCが導入される。
まだ1周だったため 整列は行われず、SC先導のまま周回を重ね、7周目にレースが再開。
この時4番手スタート だったNo61BRZが車両トラブルのため早々に ピットへ。
その後、JAF車両とMC(マザーシャーシ)はセクター 3が速く、安田もNo31と数周に渡ってバトルを展開。

8周目には17番手までポジションを上げる。前後とも1秒以内のバトルを展開してい た19周目辺りから急に1コーナー周辺のみ雨 が降り始め、大粒の雨のためあっという間に路 面はウエットに。

しかしセクター3では完全なド ライ路面。上位陣の中ではまだルーティーンのピット作業を行うチームはない。1コーナーの雨 も24周目には止んだが、今度は26周目にス トレート上に雨粒が。雨脚も酷くなり、安田もペースを上げられないと話す。
コース全体にウ エット路面となり32周目にNo87HURACAN、33周目にNo22AMGがコースオフし、再びSC が導入される。
39周目にリスタートし、ルーティーンのピット作業をするマシンもありこの時点で7番手に。
この時スリックを選択したチームとウエットを選択したチームで後に 明暗を分けることとなる。

スタートから中盤までは予選同様苦戦を強いられた展開でしたが、雨が降り出し一時は上位も狙える位置まで上がりまし たがセーフティーカーのタイミングで全ての作戦がくるってしまいました。それでも最後まで諦めず走りましたがポイントを 獲得する事は出来ませんでした。 次戦は優勝争いに加われるように全力で挑みます。応援ありがとうございました。

 

 

平中克幸ドライバーコメント
スタートから中盤までは予選同様苦戦を強いられた展開でしたが、雨が降り出し一時は上位も狙える位置まで上がりまし たがセーフティーカーのタイミングで全ての作戦がくるってしまいました。それでも最後まで諦めず走りましたがポイントを 獲得する事は出来ませんでした。 次戦は優勝争いに加われるように全力で挑みます。応援ありがとうございました。

 

安田裕信ドライバーコメント
今回は全てが噛み合いませんでした。
まだチャンピオン争いが出来ているので残り2戦に精一杯頑張りたいと思います。


藤井一三監督コメント
上手くいきませんでした。
雨のレースになることを期待したのですが、中途半端で欲をかきすぎた感じに成ってしまいました。
残り2戦 にすべてを出し切り、勝負しに行きます。
応援有難うございました。