2019年9月7日(土曜日)
公式練習 (P19)8:50〜10:25
天候:晴 : コース:ドライ 気温/路面温度:開始24度/26度、終了27度/34度
公式予選(Q1 14:30〜14:45 P10)(Q2 15:15〜15:25 P10)
天候:曇 : コース:ドライ 気温/路面温度: Q1開始時26度/35度 Q2終了時28度/37度
今年のシリーズも残り3戦となり、この1戦はシーズンを考えた上で非常に重要な1戦となる。
まず公式予選に先がけて、午前 中には公式練習が行われました。
マシンバランスはリアのグリップ感が無く路面状況が例年以上に良くなく、阿蘇山の噴火にともない火山灰がコースに舞い落ち、路面が滑りやすくなっているのが原因のようだ。
それ以上にフロントタイヤにタイヤカスが付き やすく、アンダーステアも強い。
フロントの車高の調整など行うが、星野一樹も石川京侍もセットアップに苦労していた。
予選1回目は石川が担当するコースオープンと共にコースへ。
計測2周目に01‘45.693のタイ ムで6番手、翌周もセクター1、セクター2で全周を上回るペースで走行。
しかしセクター3で一 歩届かず10番手ででQ2に駒を進めた。 Q2を担当するのは星野。
星野もコースオープンと共にアタックを開始する。 計測2周目に01‘45.485で暫定3番手。
翌周もアタックするが、セクター2のジェットコースターストレートエンドでスロー走行するマシンに走行ラインを塞がれダウン。
残念ながらタイムアップは望めず。
明日の決勝は、10番手のポジションからスタートすることが決まった。
星野一樹ドライバーコメント
予選10番手から明日の決勝を迎える ことになりました。予選アタックはセクター 1、セクター2と良かったのですが、セクター3で ちょっとスローダウン車両に引っかかってしまい、もう少しイケたと思うんですが悔しいです。
でもフリー走行での走り出しよりは車も 徐々に良くなってきてるので、明日なんとか大量得点目指して頑張ろうと思い ます。
京侍とチームと一生懸命走ります。応援よろしくお願いいたします。
石川京侍ドライバーコメント
フリー走行から非常に厳しい状態で、Q1も通るか通らないか っていうギリギリの状態でした。
なんとか Q1を担当して通過することが出来ました。
Q1の中でもセッティングがちょっと見つかったかなぁって感じで、Q2の一樹さんに行ってもらって、まぁ色々不運はあっ たんですけど、何とか10番手からスタートできるので、明日も追い上げて何とかポイント取って帰りたいなと思います。
2019年9月8日(日曜日)
決勝 (P10)14:35〜
天候:曇・雨 / コース:ドライ・ウエット 気温/路面温度:開始27度/33度、終盤25度/28度
決勝日の天気予報は、14時以降に雷を伴った雨が降るとのこと。しかしグリッド上はその気配はなく、ドライ路面でのスタートと</ span>なった。
スタートドライバーは星野。スタート前のウォームアップ走行では4番手のポジションで走行を終えていたので、決勝レー スでは追い上げに期待が持てる。
大分県警察本部 交通部 交通機動隊の白バイ5台、そしてパトロールカー2台のパレードラップ1周の後フォーメーションラップ が開始。
第6戦のスタートが切られた。1周目はそのままのポジションでコントロールタワーを通過。
前にはNo96RCF、後ろからは No21AUDIが迫ってくる。
1周目に500車両がスポンジバリアに激突し早々にSCが導入される。
まだ1周だったため 整列は行われず、SC先導のまま周回を重ね、7周目にレースが再開。
この時4番手スタート だったNo61BRZが車両トラブルのため早々に ピットへ。9番手にポジションが上がる。 トップを走行していたNo25MCを先頭にそれ以降が団子状態となっていたが、12周目にトップを奪われると他車のペースも上がってくる。
19周目辺りから急に1コーナー周辺のみ雨が 降り始め、大粒の雨のためあっという間に路面はウエットに。
しかしセクター3では完全なドライ路面。
上位陣の中ではまだルーティーンの ピット作業を行うチームはない。1コーナーの雨 も24周目には止んだが、今度は26周目にス トレート上に雨粒が。
雨脚も酷くなり、星野か らも悲痛な声が聞こえてくる。
コース全体にウエット路面となり32周目に No87HURACANがコースオフ、この時点で星野から石川に交代することを決断。
雨脚も酷かったことでウエットタイヤを選択して石川をコースに送り出す。
33周目にNo22AMGがコースオフし、再びSCが導入される。
39周目にリ スタートし、この時点でピットを終えたマシンの 中では2番手にポジションアップ。
この時スリックを選択したチームとウエットを選択したチームで後に明暗を分けることとなる。
そしてすぐにNo9Porscheがコースオフ。3度目のSCとなる。
SC解除後にウエット路面をドライタイヤで走るマシンを交わしていく。
51周目には4番手に。しかしこの頃から雨は止んでおり、急速に路面が乾き始める。
先ほどパスしたマシンがラップタイムをぐんぐん上げてきて、チェッカーが振られた61周目に10番手までさがってしまっていた。荒れた展開のレースで手堅くいくか、チャレンジする かはどちらが正解だったかわからないが、次戦菅生戦は今回のレースを教訓に必ず表彰台を獲得し、最終戦に臨みたいと思います。
星野一樹ドライバーコメント
ウェットに変えたピットタイミングは、ピット後にSCが出なければ最高でしたが…
SCや雨が止んだ事で自分たちにとって不運なレー ス展開になってしまいました。これもレースですね。
去年2位になっている菅生で巻き返します! 応援ありがとうございました!
石川京侍ドライバーコメント
決勝は天候が不安定で荒れた展開となり、2番手を走行する場面もありましたが、最終的に10位フィニッシュとなりました。
結果は凄く悔しいですが、苦しいレースの中ポイントを獲得を出来た事は良かったです。
応援して下さった皆様ありがとうございました!
次の菅生は僕自身好きなコースですので、一樹さん、チーム一丸となって頑張ります!
藤井一三監督コメント
上手くいきませんでした。
悪いコンディションの中、ドライバーは頑張ってくれましたが天候に翻弄されたといったレースになりました。
次回菅生で挽回します。 応援有難うございました。