【レポート】Rd.5 FUJI 10号車 GT-R NISMO|SUPER GT2019

【レポート】Rd.5 FUJI 10号車 GT-R NISMO|SUPER GT2019

2019年8月3日(土曜日)

公式練習 (P11)8:50~10:25

天候:晴 : コース:ドライ 気温/路面温度:開始30度/35度、終了32度/43度

公式予選(Q1 14:50~15:05 P6 /Q2 15:35~15:45 P5)

天候:晴 : コース:ドライ 気温/路面温度: Q1開始時28度/31度 Q2終了時32度/40度

 

SGT唯一の海外戦が終わり国内に戻ってきての後半戦1発目は富士500マイル。

レース距離が長い分獲得できるポイントも 通常より多くなる。富士スピードウェイは前回11号車が優勝しているGT-Rとは相性の良いコース。

ハンデウエイトは42kgと重たいが、期待は持てる。走り出しは星野一樹から。何度か足回りのセット変更を行い石川京侍と交代する。

ストレートスピードの伸びは無いが、139秒台で周回を重ねる。リアウイングも調整しこのセッションは11番手で終了した。

予選1回目は星野が担当する。約5分間ピットで待機しコースへ。
周回毎にタイムをあげていき、残り4分で6番手に。次周には 01‘38.134のタイムで6番手に。
そこから上位に食い込むマシンはなく、6番手で石川にバトンを繋げた。オンタイムで予選2回目が開始された。
1分間ウエイティングしてから石川をコースへ送り出す。
計測2周目には1分37秒台のタ イムを計測。この時点で暫定2 番手。
石川も周回毎にタイム アップし計測4周目には 01‘37.724で5番手に。
そのままポジションに変更はなく、 明日のグリッドは5番手からのスタートとなった。

 

星野一樹ドライバーコメント

ようやく前戦勝てたことによってウエイトが乗って、今日のフリー走行、予選と少し苦戦を予測していたのですけども、思いの外 チームがすごい良い車を持って来てくれたこともあるしタイヤもすごく機能してくれたたことで、予想よりはいいポジションにいると思います。
決勝は少しでもポイントを取ると思って乗り込んできたんですけども、ここまで来たら優勝とか最低表彰台目指します。
明日は長いレースですが最後 まで諦めず頑張りますので応援よろしくお願いします。

石川京侍ドライバーコメント

フリー走行では今回レース距離が長いので決勝に向けたセットアップ、タイヤ 選択をして予選に臨みました。
明日のレースも 大丈 夫だと思います。
予選に関しては自分 たち が想像しているよりもいいグリッドからスタートできるので、明日もしっかり戦って頑張ります 。

 

 

2019年8月4日(日曜日)

決勝 (P14)13:35〜

天候:晴 / コース:ドライ 気温/路面温度:開始33度/51度、終盤28度/32度

 

梅雨明けの決勝日は昨日よりもさらに蒸し暑く、過酷な真夏のレースが切って落とされた。 静岡県警の白バイ9台、パトロールカー4台の先
導で交通安全啓発活動のパレードラップが行われ、続いて1周のフォーメーション ラップで500マイルレースは石川からスタート。

早々に1回目のピット作業を行ったマシンもあったが、1周目は6番手でコントロールラインを通過。

1周目にパスされたNo56GT-R との差は0.3秒差で周回し、7周目にNo56を交わして5番手に。4番手のNo61BRZを追いかける。

2秒から3秒の差をなかなか縮 められず1日目のピットを21周目にこなし、星野をコースへ送り出す。

 

星野も40秒台半ばのタイムで周回を重ねる。 前車1回目のピットが終了した時点で3番手を走行。しかし46周目に左リアタイヤがバースト。

絶えず星野はBコーナーの路面が剥がれてい ることを訴え続けていた為、何かそのためのトラブルかもしれない。

イレギュラーなピット作業にはなったが、なんとか石川と交代しコースへ。67周目にNo38RCFがクラッシュしセーフティー カー(SC)が入る。この時点で12番手。

74周目にリスタートされレース再開。しかし悪夢は続き81周目に再び左リアタイヤのバース トによりピットへ。

想定以上に早い段階での ピットとなり、後半の燃費が不安になる。 再び星野がハンドルを握りコースへ。

98周目に再びSCが導入される。104周目に SCが解除される。4回目のピットは内圧セン サーの表示が下がった為、116周目に行うことに。

SC2回入ったことにより燃料はぎりぎり持つかもしれない状態に。

ほぼ最後のピットを全車完了した時点で12 番手までポジションを戻していた。 しかし無情にもタイヤが悲鳴をあげ、152周目に5回目のピットへ。

少しの給油とリアタイヤの み交換しコースへ。

SCなどの影響で最大延長時間が迫ってきたため500クラスの177周ではなく時間レースになり、162周目にチェッカーが 振られ、14番手でチェッカーを受けた。速さはあっただけに、タイヤトラブルでの後退は非常に残念で、次戦に向けてしっかりとデータを取りオートポリスでは一矢報いることを誓った。

 

星野一樹ドライバーコメント

ペースは良かったですが、タイヤトラブルが多発してしまいました。
シリーズで大事な一戦を落としてしまいかなり残念でしたが、まだまだ後半戦、諦めずに頑張ります。
今回もたくさんの応援ありがとうございました!!

石川京侍ドライバーコメント

今回も練習走行から調子が良く予選5番手と良い位置からのスタートでしたが、タイヤが5回バーストしてしまい、勝負権を無くし てしまいました。
レースペースが良かっただけに凄く悔しいです。このまま好調を維持して次のレースも頑張ります。
応援して下さった皆様ありがとうございました!


藤井一三監督コメント

前戦タイで優勝し、ハンディウエイトを積んでの闘いとなりました。両ドライバー共予選、決勝と上手く走っていたのですがタイヤを 壊してしまい思うようなレースが出来ませんでした。
でもマシンセットも決まっているし、ドライバー調子は良いので次回オートポリスも狙って行きます。
応援ありがとうございました。

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